2014年12月26日金曜日

少女マンガが教えてくれたもの

12月14日(日)
「Girls,be ambitious!少女マンガが教えてくれたもの」講演会開催しました!
京都国際マンガミュージアム研究員の倉持佳代子さんをお招きし、
少女マンガの歴史から、女性の生き方や社会進出について語っていただきました。
働く女性がめずらしかった時代、初期の女性マンガ家として活躍したのが
フイチンさんで有名な上田としこ氏と、サザエさんで有名な長谷川町子氏なんですよ~。

働く女性といえば!ベルバラは外せませんよね。
オスカルに勇気付けられた女性は数知れず。

そうそう、バレエマンガで、バレエの動きを細やかに表現するために、重層的な画面構成が発達したというお話も興味深かったです。
おもしろいお話はまだまだたくさん!

また、京都国際マンガミュージアム様のご好意で、
こんな素敵な図録を参加者の皆様全員にお配りすることができました!
^///^

12月9日~14日まで、講演会の関連資料ミニ展示も開催しました。
上田としこ氏水野英子氏竹宮惠子氏「原画’(ダッシュ)」(精巧な複製原画)も展示!
その繊細さと鮮やかさにうっとりしました^^

奥深い少女マンガの世界、ご堪能いただけましたでしょうか。
これを機に、読んでみたい少女マンガが増えた担当でした!

親子でつくる凸凹消しゴムはんこ

ぐっと冷え込んだ12月6日(土)
「親子でつくる凸凹消しゴムはんこ」講座を行いました!
講師は、消しゴムはんこの黒猫堂さんです。

クリスマスカードや年賀状などに大活躍!
この季節何かと活躍するモチーフで消しゴムはんこを作りました♪

なるほど!☆とモミの木を組み合わせてクリスマスツリーの完成。
こちらはモチーフ!
自分の似顔絵?もあるね^^

ぜひ作ったはんこでオリジナルカードを作ってみんなに送ろう♪


2014年12月21日日曜日

天体観察☆星空散歩~気分はもうガリレオ

11月28日(金)
【天体観察☆星空散歩~気分はもうガリレオ】
今年も開催しました!
当館の恒例行事ともいえる、天体観察の講座。11月6日(木)から申込み受付を開始したのですが、午前中、電話コールが鳴りっぱなしで、あっという間に定員40名となり、、最終的に追加募集も合わせて、52名ものお申込みがありました。スタッフ一同、うれしい悲鳴をあげていたのは言うまでもありません(笑)

講師は例年と同じく、仲田和夫さん(星空に夢をもつ会・代表)をお招きして、口径28cmの望遠鏡をはじめ、仲田さんお手製の望遠鏡などを使って、肉眼では見えない月のクレーターや西空に沈みゆく夏の星座などを観察して、君もガリレオ・ガリレイになった気分で星空を眺めてみませんか?と今回、企画させていただきました。


 
 
 
会場は当館と隣接する、総合福祉センターの3階テラスを特別にお借りして行なわれました。
上の写真は、天体望遠鏡を組み立て中の講師の仲田和夫さん。 準備は万全。そして、当日の天気は、と言いますと…。
 
 
 
 

そう、天気は良かったのですが、西空の雲行きが怪しい…(汗) 空が雲に覆われてしまうと星おろか月も見えなくなってしまうんです。しかし無情にも雲はこちらへと接近してきます。開催時刻の6時半まで、雲、こっちへ来るな!とただただ祈らんばかり。



 

日も暮れて、開催時刻に近づくにつれ、ぞくぞくと参加者の皆さんが集まって来られ、ここからが時間との勝負となりました。講座の挨拶もショートカットして、来場されるや否や、来た方からどんどん望遠鏡を覗いてください、とご案内。雲の切れ間から見える月を観察していただきました。


 
 
で、上の写真が望遠鏡のレンズにデジカメをくっつけて撮影したもの。どうです。月のクレーターがクッキリ見えますよね。ちなみに「クレーター」という言葉はラテン語で「カップ」を表す言葉から、ガリレオ・ガリレイによって作られたそうです。今回、残念ながら星の観察はほとんどできませんでしたが、天体観察には、季節や時間、天候や場所など、色んな条件がそろってはじめて可能になるのだと痛感しました。来年こそは100%の天体観測できるよう、“星に願いを”込めます(笑) 乞うご期待!

 

シニアライフを楽しむ方法~第2の人生が面白い


11月5日(水)
【シニアライフを楽しむ方法~第2の人生が面白い】
誰でもいつかは迎える「老い」。
第2の人生をどう過ごしたらいいのか、自分なりの生き方をイメージすることができるかどうかが、豊かなシニアライフに踏み出すための第一歩。

今回の講座では、小池玲子さん(大阪市生涯学習インストラクター)をお招きして、余暇の過ごし方や健康・生きがいづくりなどについて、受講者の皆さんと本音で語っていただきました。


 
 
いわゆる“団塊の世代”(1947~1949年生まれ)の先頭が65歳を迎え、本格退職が始まると見込まれていることから、再び注目を集めている「シニア」という言葉。でも「シニア」って何歳からそう呼ばれるのでしょうか?

世界保健機関(WHO)の定義では、「高齢者」を65歳以上と定めています。例えば、、映画館のシニア割引などは60歳以上から割引サービスが有効だったり。そう考えると、「シニア」世代は60歳前後という見方が妥当でしょう。


              


講座は、まず小池さんの進行により、参加者の方が各自自己紹介することから始まりました。
それぞれが歩んで来られた人生、仕事のこと、余暇の過ごし方、日課していること、健康・生きがいづくり、老いへの不安、病い、介護、伴侶との別れ、死生観など、ご自身と隣り合わせの問題を重くなく、軽くもなく、最近、こんなことがあったんです、と話しているような、そんな等身大の言葉で語る姿がとても印象的でした。

 

「シニアライフを楽しみ方法~第2の人生が面白い」。今回、そう講座のタイトルをつけさせていただきましたが、講座の主役は参加者の方でした。それこそ参加者の皆さんが古きよき時代と記憶しておられる、昭和30年代には町のいたるところに縁台があり、将棋を打ったり、そこで談笑したり、また銭湯でも似たような状況があり、街場に人と人とを結ぶツールが存在しました。シニアライフを楽しむ方法とは、まさにそういったところにあるのではないでしょうか。講座へのご参加ありがとうございました。

(※本講座はその後、参加者の有志でサークル化が進行中。興味のある方は公民館までお問合せください。)

2014年11月23日日曜日

「絵の具で語る西洋絵画」入門

10月23日(木)
【「絵の具で語る西洋絵画」入門】
今回、松田一聡さん(画家/近畿大学非常勤講師・材料学※詳細は「Gallery Suchi」HPをご覧下さい。)を講師にお招きして、ラスコーの壁画から印象派の絵画まで、絵の具の仕組みを知り、西洋絵画から少し違った視点から眺めて、より楽しく絵画鑑賞するための講座を開催しました。

 
 

当日、会場には公民館で活動しておられる、顔見知りの絵画サークルの方をはじめ、絵を見るのが好き、だから鑑賞の参考に、という方など、多くの美術愛好家の方が聴講に来られました。




講座では、絵の具に使われている媒材(卵、カゼイン、乾性油、アラビアゴム、膠)や顔料・支持体の説明など、西洋絵画を代表する画家たちの作品を例に挙げ、話していただきました。

「ラスコーの壁画はどんな絵の具で描かれたのか?」
「テンペラ技法などの絵画技術の変遷」
「印象派の画家たちは、なぜ屋外で制作したのか?」

など、

絵の具の発展が西洋絵画に与えた影響は計り知れません。会場では、真剣な面持ちでメモを取る方も見られ、聴講に来られた方々の絵画への関心の高さが伺えました。本日は講座にご参加いただき、ありがとうございました。





2014年11月18日火曜日

公民館deシネマ鑑賞 ドキュメンタリー特集 線路は続くよどこまでも


10月16日(木)
【公民館deシネマ鑑賞  ドキュメンタリー特集 線路は続くよどこまでも】
今回、公民館では日本の土木遺産ともいえる、地下鉄・トンネル・鉄橋などの鉄道の建設事業を記録した土木学会映画コンクール入賞のドキュメンタリー3作品(計:113分)を上映しました。(以下)

 
①『日比谷線建設記録 銀座の地下を掘る』 (1964年・35分) 
 
企画:帝都高速度交通営団 制作:日本映画新社 
 第1回 国土開発映画コンクール[現:土木学会映画コンクール]最優秀賞
 


② 『青函トンネル』(1985年・37分)

企画:日本鉄道建設公団 制作:北海道放送映画
第12回 土木学会映画コンクール最優秀賞



③『余部鉄橋の記憶』(2007年・41分)

監修:兵庫県香美町 制作:(株)キャメル
 第23回 土木学会映画コンクール部門賞 [一般部門]


 
 
 
日本の鉄道は全国津々浦々に線路網を築き、わが国の産業・文化に多大な貢献を果たしてきました。山を削り、谷を埋め、橋梁を架設し、トンネルを掘る技術は鉄道建設を通じて、全国へと伝播し、近代の土木技術の普及につながっていきました。
 
今回のドキュメンタリー特集では、そんな鉄道建設から日本の土木遺産を代表する3作品を上映しました。
 
上映後のアンケートには、
 
 
「青函トンネルの作品では、少しずつ(工事が)進むにつれ、作業が困難になる様子が分かった。」
「素晴らしいドキュメンタリーをありがとうございます。」
「日本の鉄道建設(の技術)がすごいことを知った。」
「これからも難工事の記録ものの上映をよろしくお願いします。」
 
 
 
など、様々なご感想が寄せられ、鉄道建設を通じて、かいま見れる、わが国の産業への関心の高さを伺わせました。たくさんのご来場ありがとうございました。
 
 
 
 
 

 

2014年10月17日金曜日

おりがみ始めま専科&ハロウィンお楽しみデイズ

9月21日・28日に、「おりがみ始めま専科」を開催しました!
折り紙は子どもから大人まで大人気で、多くの方にご参加いただきました。
講師は、京都学生折り紙サークルcolorfulの皆さんです。

季節のイベントで使える折り紙を学びましょうということで、
今回のテーマは、今巷で流行中のハロウィン!!

かぼちゃ・おばけ・クモ・キャンディーボックスetc…
ハロウィンのモチーフをたくさん折りました~^^


ハロウィンといえばもうひとつ…

10月11日・12日に「ハロウィンおたのしみデイズ」を開催しました!

こちらは総合文化センター事業(中央図書館・文化ホール・公民館が一緒になって行うイベント)で、公民館はハロウィンおりがみコーナーを担当。
京都学生折り紙サークルcolorfulさんや、講座からのボランティアさんにお手伝いいただきました。

子どもたちが(仮装してきてくれた子も)、たくさんハロウィンおりがみを折ってくれました!
こころなしかジ○ニャンが多い気が…^ω^

☆最後にお知らせ☆
「おりがみ始めま専科」受講生から折り紙サークルさんが誕生しました!
ご興味のある方は公民館までお問合せくださいませ~

2014年8月25日月曜日

公民館deシネマ鑑賞 ドキュメンタリー特集 地球のやさしい食べ方

8月20日(水)
【公民館deシネマ鑑賞  ドキュメンタリー特集 地球のやさしい食べ方】
今回、公民館では食・農・環境の関わりと食育の大切さについて、いま一度見つめなおしてみよう、ということでアジア太平洋資料センターが制作した、以下の3作品を上映しました。

①『グローバル化する食卓 危ない野菜』 (2002年・30分)
②『食べるためのマグロ 売るためのマグロ』(2008年・31分)
③『お米が食べられなくなる日』(2012年・35分)




普段、わたしたちは“今日は何を食べようか?”とかんがえることはあっても、野菜や魚、お米などの食材がどのように生産され、どのようなプロセスをたどり、わたしたちの食卓へ運ばれてくるのか、とかんがえる人はごく少数だと思います。上映した3作品は、まさにそんな疑問に答えてくれる内容でした。



「食の安全だけでなく、食生活そのものを考えさせられるいい企画だった。」
「日頃の食生活のために参考になりました。」
「3本とも面白い上に、とても勉強になった。同じ3本をもう1度上映すべき。それくらいいい内容だった。」
「危機感を感じる。」

など

上映後のアンケートでは、さまざまなご意見が寄せられ、来場された方が、いかに「食」をとりまく環境に関心を持っておられるか、が伺えました。たくさんのご来場ありがとうございました。

次回のドキュメンタリー特集は「線路は続くよどこまでも」。
テーマは“鉄道”です。
上映日時は、10月16日(木)14時30分~16時30分 を予定してます。
お楽しみに!

2014年8月10日日曜日

こうみんかんのなつやすみ

暑い!
しかし暑いですね!

そんな暑い中行われた「こうみんかんのなつやすみ」
子どもたちは元気に参加してくれました^^

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7月29日(火)
【いただきますからはじめる☆かべ新聞づくり~お弁当の中身はなんだろな?】

今年で2回目の開催となる、かべ新聞づくり。
サブタイトルにもあるように、

「お弁当の中身はなんだろな?」

お弁当のなかには、
お肉にお魚、野菜に果物などなど。
色んな食べ物が入ってますよねえ。
それをお肉なら、
鶏か?豚か?牛か?てな感じで
図書館の本で調べて、
かべ新聞をつくろうってのが、今回のテーマです。

参加してくれた小学生は7人。

まずは図書館のスタッフさんから、百科事典の使い方などを教わりました。


さあ、お弁当タイムです。どんなおかずが入っているか、考えながら食事。
いただきます~!

 お弁当を食べ終わってから、みんなで図書館に行き、
トマトはどんなふうに育つか?だったり、
かまぼこは、どんなお魚からつくれているのか?だったり、
ごはんなら、お米の作り方だったりと、
それぞれ関心のある食材を記事にしました。

で、5時間ほどかけて、かべ新聞の出来上がり!

「やさいしんぶん」
「でざあとしんぶん」
「調べてまんぞくおべんとう新聞」
「ラーメンしんぶん」
などなど

お母さんの作ってくれたお弁当が、
オリジナリティあふれる、かべ新聞へと生まれ変わりました。
ごちそうさまでした(笑)

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7月30日(水)
【キミも職人!ホンモノそっくり食品サンプルづくり】

市民ギャラリーで開催。
講師は、千日前でお店をされている、デザインポケットさんです。
なんと50人以上の子どもたちが参加してくれました^^


みなさん、あのおいしそ~うな食品サンプルって日本独自の文化って知ってました?
食品サンプルが誕生したのは、今からおよそ100年前の大正時代なんですって!
昔は蝋で作っていましたが、熱に弱いので今は新素材を使っています。


さながら職人さんのように、みんな真剣な顔つきで色付けなどをしています。
(実は、この講座は「職」と「食」をかけているんですよッ!)

できあがりはこちら!う~ん、うまそう><

夏休みの宿題に提出するという子もいました。きっとみんなびっくりするね!

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7月31日(木)
【Fantastic実験教室!!公民館サイエンス~2014年度版】
「こうみんかんのなつやすみ」最終日は、恒例の実験教室です。

講師をつとめるのは、
大阪桐蔭中学高校・理科研究部の皆さんと顧問の有馬実先生。
今年の実験テーマは、

「力を実感しよう!」

ということで、
19名の小学生が参加してくれました。

実験その1:まさつの力ではなれない本
(ページを交互にかさねて…本をひきはなしてみよう!)

実験その2:バットを使って力比べ!
(二人一組で、バットの太いほうと細いほうをもって、
  互いに逆向きに回してみよう!はたしてどっちが勝つか?)

実験その3:力をつかったおもちゃを作ってみよう!
①やじろべえ(前にも後にも倒れないふしぎなおもちゃ)
②くるくるたね(空中で手をはなすと、くるくるとまわりながら落ちていくおもちゃ)

実験その4:目に見えない力って?
(目に見えない力でくっつくふたつのボウル、いったい何の力でくっついているのだろう?)

実験その5:ストローでジュースを飲もう!
(ストローでジュースを飲むのにはどんな力がいるのだろう?)

実験その6:ピンポンキャノン砲!
(ピンポン玉を入れた筒のなかの空気をぬいて、片方から空気を一気に流し込む!
すると、空気のちからでピンポン玉がすごい速さで飛んでいきます!)

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みんな、今年のこうみんかんのなつやすみは楽しかったかな?
また来年も来てね~!(^^)/~

2014年7月27日日曜日

リニューアル

皆さまこんにちは。
毎日暑い日が続きますね!

さて、講座の様子を振り返る「イベントレポート」ですが、
サーティホールのホームページがリニューアルされたので、
こちらも心機一転、ブログ形式になりました。

次回更新は、
毎年恒例「こうみんかんのなつやすみ」の予定です。
子どもたちのパワーに負けないようにがんばります…!