公民館deシネマ鑑賞 ドキュメンタリー特集
「にっぽんの職人 次世代につなぐ」
歴史と風土のなかで育まれた日本人の感性とわざは、世界に誇れるすばらしい伝統文化を構築してきました。「伝統工芸のわざ」は、過去から現在に受け継がれ、そしてまた、世代を超えて未来に伝承されていかなければなりません。
今回、ドキュメンタリー特集・第5弾として、紙漉き、輪島塗、友禅の職人らの制作過程を追った、伝統文化記録映画を「午前の部」と「午後の部」の2回に分けて、3本立て(計:107分)で上映しました。(以下)
『細川紙の美を描く~和紙のこころ』
(1981年製作/監督:井沢昭也/カラー30分)
優秀映画鑑賞会 推薦
『重要無形文化財 輪島塗に生きる』
(1990年製作/監督:村山和雄/カラー34分)
日本紹介映画コンクール金賞 ほか、教育映画祭文部大臣賞 他
『山田貢の友禅-凪-』
教育映画祭最優秀賞文部大臣賞、文化庁優秀映画作品賞 ほか
上映後のアンケートには、
「普段見ることのできない映像作品に触れられるのは良い事です。」
「テレビの和風本舗を見るのが大好きです。日本の技術に感心しています。どうにかして続けて欲しいです。又、他の技術を見せてください。小さい頃から、体験する機会が数多くあることをのぞみます。」
「伝統工芸にかける情熱、伝承のすばらしさ。時間、体力、家族の協力の上に成り立っていることが理解できた。」
「紙漉きの老夫婦の姿がとても印象深い。日本人の器用さと根気強さに感心する。」
など、様々なご感想が寄せられました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
次回、公民館deシネマ鑑賞は「障がい者ドキュメンタリー特集」と題して、
『発見!-人間力』(2008年4月-2011年2月、テレビ朝日)より、
①「其の1 1、2、3、チャラーン 林家こん平の生き方」 (2008年)
②「其の87 北海道発 踏み出そう病から~車いすのピアニストと技術者の挑戦」 (2010年)
③「其の102 山口発 笑顔の女性ランナー~33歳 視覚障害を乗り越え」 (2010年)
の3本立て(各30分)を予定しております。
11月22日(日)
午前の部:10:30~12:15 午後の部: 2:30~4:15
詳しくは11月市報でご確認ください。お楽しみに!