2014年11月23日日曜日

「絵の具で語る西洋絵画」入門

10月23日(木)
【「絵の具で語る西洋絵画」入門】
今回、松田一聡さん(画家/近畿大学非常勤講師・材料学※詳細は「Gallery Suchi」HPをご覧下さい。)を講師にお招きして、ラスコーの壁画から印象派の絵画まで、絵の具の仕組みを知り、西洋絵画から少し違った視点から眺めて、より楽しく絵画鑑賞するための講座を開催しました。

 
 

当日、会場には公民館で活動しておられる、顔見知りの絵画サークルの方をはじめ、絵を見るのが好き、だから鑑賞の参考に、という方など、多くの美術愛好家の方が聴講に来られました。




講座では、絵の具に使われている媒材(卵、カゼイン、乾性油、アラビアゴム、膠)や顔料・支持体の説明など、西洋絵画を代表する画家たちの作品を例に挙げ、話していただきました。

「ラスコーの壁画はどんな絵の具で描かれたのか?」
「テンペラ技法などの絵画技術の変遷」
「印象派の画家たちは、なぜ屋外で制作したのか?」

など、

絵の具の発展が西洋絵画に与えた影響は計り知れません。会場では、真剣な面持ちでメモを取る方も見られ、聴講に来られた方々の絵画への関心の高さが伺えました。本日は講座にご参加いただき、ありがとうございました。





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