公民館deシネマ鑑賞 ドキュメンタリー特集
「民俗芸能の世界 にっぽんのまつり」
地域の歴史と文化のなかで生まれ、地域の人びとによって継承されてきた、お祭り等の民俗芸能は、時代の流れのなかで、私たちの生活文化がどうように変化してきたのか、また、その意味を考える上で、とても貴重だといえるでしょう。
今回、ドキュメンタリー特集・第4弾として、地域活動の原点ともいうべき「お祭り」をテーマにしたドキュメンタリー作品を午前の部と午後の部の2回に分けて、3本立て(計:107分)で上映しました。(以下)
『琵琶湖・長浜-曳山まつり』
(1985年製作/監督:松川八洲雄/カラー32分)
日本紹介映画コンクール金賞、優秀映画教材選奨最優秀作品賞 ほか
(1985年製作/監督:松川八洲雄/カラー32分)
日本紹介映画コンクール金賞、優秀映画教材選奨最優秀作品賞 ほか
『ねぶた祭り-津軽びとの夏』
(1993年製作/監督:村山正実/カラー34分)
教育映画祭最優秀賞文部大臣賞、文化庁優秀映画作品賞 ほか
(1993年製作/監督:村山正実/カラー34分)
教育映画祭最優秀賞文部大臣賞、文化庁優秀映画作品賞 ほか
『神々のふるさと・出雲神楽』
(2002年製作/監督:松川八洲雄/カラー41分)
優秀映画鑑賞会推薦、日本産業映画ビデオコンクール文部科学大臣賞、
キネマ旬報文化映画ベストテン第1位、優秀映像教材選奨優秀作品賞
上映後のアンケートには、
「祭の奥を知ることが出来た。日ごろは平面的に見るだけであったので、今回、得た知識を持って、祭に参加すると、なお深く楽しめると思う。」
「曳山、ねぶた、出雲神楽 皆さんの団結力をみて、世界が広まった。伝統芸能も知らない部分があったことに気づきました。」
「いろいろな神様のまつりがみられ、目の前で見ているようでとても良かった。」
「すべてお祭りのルーツを知ることができ、知識が広がった。」
など、様々なご感想が寄せられました。
民俗芸能を通して、育まれる地域の絆や、その地域で生きる人と人との連帯感、そのいった地域文化資源の大切さをあらためて実感することができる内容でした。
たくさんのご来場ありがとうございました。
次回のドキュメンタリー特集・第5弾は「にっぽんの職人」をテーマに
①「細川紙の美を漉く~」 (1981年・30分)
②重要無形文化財・輪島塗に生きる」 (1990年・30分)
③「山田貢の友禅~凪」 (1995年・34分)
の3本立てを予定しております。
上映日時は、
9月21・22日(祝・祝)
午前の部:10:30~12:20 午後の部: 2:30~4:20
詳しくは9月市報でご確認ください。お楽しみに!
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